遂にこの時が来た
本当は先月やる予定だった全ての歯への矯正装置の装着をする日がとうとう来た。
2月に歯列矯正を始めて歯を抜いてからここまで来るのに約8ヶ月かかった。長かった、、、
しかし、ここからさらに2年以上の矯正が待っている、、、気長に頑張るしかない。
施術
矯正装置を装着する前に、まず上の歯の4番目から後ろに着いている装置とワイヤーを外してもらった。
そして、歯の掃除を一通りやってもらった後に、前歯や下の歯などの全ての歯にブラケットを取り付けてもらった。
その後はとうとうブラケットにワイヤーを通してもらうのだが、これがなかなか辛かった。
ワイヤーを通す際に口を大きく開けさせられるだけでも顎が疲れるのだが、奥の歯までワイヤーを通すために何かしらの器具(ペンチ的なやつ?見えないので感触で推測)をがつがつ口の奥まで入れられた。しかも、口を広げるために口の端を引っ張られたり、器具と歯の間に頬の裏がちょくちょく挟まってなかなか痛かった。ワイヤーは毎月交換するので、これをこれから毎月2年以上やるのかと思うととても憂鬱になった。
施術直後
施術直後は、上の歯と下の歯が当たるだけで痛かった。特に前から3番目の歯(犬歯)が少し何かに当たるだけで痛い。
食事も基本的に固いものは痛過ぎて全く噛めず、バナナですらちょっと痛いくらいに噛むことができなくなってしまった。
パンや肉もも痛くて上手く噛み切れないし、歯全体に死ぬほど食べ物が引っかかるので、食事後は必ず歯磨きをしないといけないので、外食する気が失せる。そうなると、家で自炊して食べるしかなく、その中でも食べられるのはやわらかい白米と卵焼きくらいだった。
矯正中も食べられる料理はないか
どうにか卵焼きよりもう少し味がついていて、なおかつ、矯正中でも食べられる料理はないかと考え、数分でそれを編み出した。
その名も「子丼」
親子丼から着想を得て、ちょうど家には醤油とみりんがあったので、それを利用して鶏肉の無い親子丼を作ればよいのでは?と考えた。実際作ってみるとこれが意外といけた。俺の中では。まあまあ味が付いていて、ふわふわの卵とつゆでやわらかくなった米が良い感じに食べやすい。勝ったな。
とはいえ、それも連続で食べていると三日くらいで飽きてくる。そんな時に救世主が。
過去に歯列矯正をしていたという先輩から、歯列矯正中におすすめの料理をいろいろ教えてもらった。
その中でも特に良かったのが茶碗蒸し。作り方は超簡単。レシピは下記リンク先を見てください!(シャクティの声で)
https://cookpad.com/jp/recipes/19909732
茶碗蒸しを早速作ってみたらとても美味しい(温め過ぎて見た目が悪かったので写真は割愛)
やっぱレンジで簡単に作れて美味しい料理が最高っすね!料理が苦手な自分のような人間には本当に助かる。
施術から数日後
数日経つと痛みが少しおさまっていき、多少食べづらくてもパンを噛み切れるまでになった。
それでも食べ物は相変わらず歯に引っかかりまくるので、職場ではウィダーしか飲まなかった。毎日出社だったら死んでいた。
この前は、ウイダーしか飲んでいない中、職場の人と飲んだ後に腹ペコになりながら中華料理屋で辛子焼きそばを食べた。
特に何もなかったので、料理がテーブルに来てからタケノコや白菜なんかの固い食材が入っていることに気づいた。食べ切れるか心配になったけど、そこまで痛さが無くどうにか食べきることができた。しかし、矯正装置があると噛みづらさが半端ない。めちゃくちゃ食べづらい。何も気にせず食べていたものがこんなに面倒に感じるとは。
副産物
食べられる料理が限られてきたのと、外食が億劫になったのもあって、意図せず食費が浮くようになった。最近エフェクターをまた買ったりして出費がかさんでいたが、この浮いた分で少しだけ相殺できた。今月から矯正が終わるまでに結構貯金できそうだ。仕事辞めなければだけど。
最後に一言
歯列矯正中でも食べ物が全く歯に引っかからない技術が発明されてほしい。
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