レッチリの思い出
大学の軽音楽サークルでコピバンをする位にはレッチリが好きだったが、特にギターのジョン・フルシアンテが好きだった。高校の時にレッチリを好きになって、大学に入ったらレッチリのライブを見に行こうと思って受験勉強を頑張っていたら、ジョンがバンドを脱退してガッカリしたのを今でも覚えている。
ジョンがバンドに復帰して初めての来日ライブは去年もあったが、その時は見に行かなかった。もう全盛期を過ぎているだろうし、ジョン復帰の時にジョシュが代わりに辞めさせられちゃったし、あまり気乗りしないなあと思ってスルーしていた。
だが今年、またレッチリが来日することが発表された時に、よくよく考えてみたらジョンを見る機会が今後は無いかもしれないと思ったので、今までで1番高いチケット代を支払って今回のレッチリのライブを見に行くことにした。(キングクリムゾンの倍のチケット代を支払った。)
ライブ前
18時開演だったので、東京ドームに17時過ぎに到着。人が多過ぎてもうちょっとゆっくり来ればよかったと後悔。
適当にベンチに座って時間をつぶした後、17時半ごろに会場に入った。
チケットに記載されている席に行くと下手側だった。どちらかというとジョンを見るために来たので本当は上手側の席を望んでいたが、思っていたよりもステージに近い席だったのでとりあえず良かった。
ライブ感想
18時過ぎにメンバーがステージに現れ演奏が始まった。
1曲目はCan’t Stopから始まった。あのギターリフが鳴った瞬間会場は盛り上がってたけど、俺は「なんかギターの音ちっせえなあ」と思った。スクリーンにジョンの顔が映った時にちょっとイラついているような感じに見えた。ギター以外はよく聞こえた。
セトリはScar TissueやRight On Timeなどの有名な曲を結構やってくれて良かったけど、1番聴きたかったDani Californiaはギターがほとんど聴こえなくて残念だった。ライブの全体を通してギターが歪めば歪むほど聴きづらかった。逆にクリーン寄りのギターの音は結構聴こえた。歌やリズム隊の音はよく聴こえたから、もっと爆音でギターが鳴ってもよかったのになあ。でも、By The Wayの終盤でジョンが叫んだ声がなんか個人的に刺さってテンションが上がった。
今までで1番高いチケット代を支払って見に行ったけど、正直満足できるライブではなかった。だけど、お客さんがみんな楽しそうにしてたのは良かった。特に、近くの席にいた外国人のおじさん2人が両手をつないで社交ダンスみたいなの踊り出したのはめちゃくちゃわらった。せっかく楽しみにライブを見に来たのだから、音響なんてそこまで気にせずにこのくらい自由に楽しむのが良いのだろうなと少し反省した。
ジョン・フルシアンテさんへ
次はソロで来日ライブをしてくれると嬉しいです。オマーも一緒に連れてきてくれると尚嬉しいです
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